VOICE
なによりも「動物病院を数多く手掛けた実績がある設計事務所に依頼して良かった」ということが、建て終わった今、強く感じていることです。
施主として決めなければならない事項はそれこそ山のようにあり、その山のような事項を、動物病院業務を行いながらこなすのは、思ったより重労働でした。
その意味で、規模の大小を問わず数多くの動物病院の設計を手掛けてきたTAC設計室のスタッフの皆様が、動物病院の業務を充分理解した上で、設計・監理をして下さったことは大きなアドバンテージになったと感じます。
実際、建物の間取りを決定する際は、希望する診察室数などの希望を伝えただけでしたが、動線や検査機器の配置などが十分に考慮されており、最初に提示された提案内容がほぼ最終案になったほどでした。
もう一つ、TAC設計室に依頼して本当に良かったと思っている点は、獣医師というより経営者として、学ばせてもらう機会が多かった点です。
金融機関との交渉の際には、渡辺所長に、手取り足取りで、丁寧に導いてもらえたことが、経営者として貴重な経験になりましたし、結果的に当初より有利な融資条件を引き出すことができました。
獣医師としての努力だけではなく、経営者として努力や経験・知識の重要性に気付かせてもらえたことが今後の大きな財産になると思います。